猫にノミ・ダニがつくとどうなる?
室内飼いの猫でもノミ・ダニに感染する可能性があります。飼い主の衣服や靴、窓・ドアの隙間から侵入することがあるためです。ノミに寄生されると激しいかゆみ・皮膚炎・貧血(子猫は特に危険)・条虫の感染などを引き起こします。ダニ(マダニ)は重篤な感染症を媒介することもあり、早期発見と予防が非常に重要です。
ノミとダニの見分け方
| 項目 | ノミ | マダニ |
|---|---|---|
| 大きさ | 1〜3mm(とても小さい) | 吸血前1〜3mm、吸血後8〜10mm |
| 色 | 黒〜茶色 | 黒〜茶色(吸血後は灰色に膨らむ) |
| 動き | 素早く跳ねる | ゆっくり動く・皮膚に食いつく |
| よく見つかる場所 | 首・顎・お腹・しっぽの付け根 | 耳の裏・首・指の間・わきの下 |
| 主なサイン | 黒い粒(フン)が毛に混じる | 皮膚に固くくっついた粒 |
ノミ・ダニの予防方法
①定期的なスポットオン薬(滴下型予防薬)
首の後ろに液体を垂らすタイプの駆除薬が最もポピュラーです。フロントライン・レボリューションなど、動物病院で処方してもらえます。月1回の使用でノミ・ダニ・フィラリアなどをまとめて予防できる製品もあります。市販品より動物病院処方のものが効果的です。
②経口タイプの予防薬
錠剤やチュアブルタイプの飲み薬で、スポットオンが苦手な猫に向いています。効果が出るまでの時間が早いものもあります。獣医師に相談して猫に合ったものを選びましょう。
③首輪タイプの忌避剤
ノミ・ダニ忌避効果のある首輪です。長期間(数ヶ月)効果が持続するものもありますが、単独では不完全な場合があるため、スポットオンとの併用がおすすめです。
④部屋のこまめな掃除
ノミは猫の体だけでなく、カーペット・ベッド・ソファなど部屋の中に卵・幼虫・さなぎの状態で潜んでいます。こまめな掃除機がけと洗濯が室内のノミ繁殖を抑えます。特にノミが発生した場合は、猫の寝床周辺を重点的に掃除しましょう。
ノミを発見したときの対処法
- すぐに動物病院に相談して駆除薬を処方してもらう
- 猫が使っているタオル・毛布・ベッドをすべて洗濯する(60℃以上の熱湯洗いが効果的)
- 部屋全体に掃除機をかけ、ゴミは外に捨てる
- 必要であれば室内用のノミ駆除スプレーを使用する(猫・人への安全性を確認して)
マダニを発見したときの注意点
マダニが皮膚に食いついているのを発見しても、絶対に無理やり引っ張って取ってはいけません。口器が皮膚に残ったり、感染症の病原体が体内に注入されるリスクがあります。速やかに動物病院で専用の器具で除去してもらいましょう。
まとめ:予防が最大の対策
ノミ・ダニは一度発生すると駆除が大変です。月1回の予防薬と定期的な部屋の清潔維持で、しっかりと予防しましょう。特に外出する猫や多頭飼いの場合は、感染リスクが高いため定期的な予防が欠かせません。年に1〜2回の健康診断のついでに、寄生虫のチェックも獣医師にしてもらいましょう。

コメント