ひざの上やお布団の上で、猫が前足をふみふみ……。あのリズミカルでかわいい仕草、猫を飼っている人なら一度は見たことがありますよね。
この「ふみふみ」、英語では kneading(こねる)と呼ばれ、日本では「ふみふみ」というかわいい呼び名で親しまれています。
でも、猫はどうしてふみふみするのでしょう?超初心者だった私も気になって、調べてみました。この記事では、猫がふみふみする理由と、その意味をわかりやすく解説します。
そもそも「ふみふみ」ってどんな仕草?
ふみふみは、猫が前足を交互に、やわらかいものに押し付ける動作のことです。ひざ・毛布・クッション・布団など、ふかふかした場所でよく見られます。
やさしくする子もいれば、全身を使って本気でふみふみする子も。気持ちよさそうにゴロゴロと喉を鳴らしながらすることも多いです。ときどき爪が出て、ちょっと痛い……なんてこともありますよね。
猫がふみふみする5つの理由
ふみふみには、猫の本能や気持ちが深く関係しています。よく言われているのは、次の5つの理由です。
①子猫時代の名残(授乳の本能)
子猫は、母猫のおっぱいを飲むとき、前足でお腹を押してミルクの出をよくします。この「おっぱいを飲むときの仕草」が、大人になっても残っているといわれています。いちばんよく知られている説です。
②安心・リラックスしているサイン
ふみふみは、猫がリラックスして安心しているときによく見られます。母猫に甘えていた子猫の頃を思い出して、満たされた気持ちになっているのかもしれません。
ふみふみしているときの猫は、顔もとろんとうっとり。見ているこちらまで癒されるくらい、本当に落ち着いた表情をしています。あの幸せそうな顔を見ると、やっぱり安心しているんだなと感じます。
③自分のにおいをつけている(マーキング)
猫の肉球には「臭腺(しゅうせん)」があります。ふみふみすることで自分のにおいをつけ、「ここは自分の場所」とマーキングしている、という説もあります。
④心地よい寝床を作る本能
野生時代の猫は、草を踏んでやわらかい寝床を作っていたといわれます。その名残で、寝る前にふみふみして「居心地のいい場所」を整えているのかもしれません。
⑤飼い主への愛情表現・甘え
飼い主のひざやお腹の上でふみふみするのは、信頼して甘えている証拠です。「あなたのそばが安心する」という、うれしい愛情表現でもあります。

ふみふみが「痛い」ときの対処法
かわいいふみふみですが、爪が出ていると地味に痛いですよね。やめさせる必要はありませんが、痛いときは次のような工夫がおすすめです。
- 爪をこまめに切っておく
- ひざとの間にタオルや厚手のブランケットを挟む
- 痛いときは、叱らずにそっと体勢を変える
ふみふみはやめさせなくて大丈夫
ふみふみは、猫が安心して甘えている「しあわせのサイン」です。叱ったり、無理にやめさせたりする必要はありません。
むしろ、ふみふみしてくれるのは「あなたを信頼しているよ」という気持ちの表れ。そっと受け止めて、かわいい仕草を楽しんでくださいね。


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