「ちゃんと閉めたはずのドアが、開いている……」我が家にはじゅんぺい・ジロー・イチローの3匹の保護猫がいますが、なかでもじゅんぺいはドアを自分で開けてしまう賢い子。さらに、迎えて3日目には網戸が破れて脱走し、一日中探し回ったこともありました。
猫の脱走は、ほんの一瞬の油断で起きます。室内飼いの猫が外に出てしまうと、交通事故や迷子など命に関わる危険がいっぱいです。この記事では、超初心者の私が我が家で気をつけていることと、調べてわかった「猫の脱走防止対策」を、玄関・窓・ドア・ベランダなど場所別にまとめました。これから猫を迎える方にも、すでに一緒に暮らしている方にも役立つ内容です。

猫が脱走しやすい場所はどこ?
まず、どこから逃げやすいのかを知ることが対策の第一歩です。猫が脱走しやすいのは、主に次の4か所です。
- 玄関:家族の出入りで開く回数が多く、もっとも脱走が多い場所
- 窓・網戸:開けっぱなしや、網戸を破って外に出てしまう
- ベランダ:柵の隙間からすり抜けたり、飛び降りたりする
- ドア:レバー式のドアは、賢い猫が自分で開けてしまうことも
玄関の脱走防止対策
玄関は一番の要注意ポイントです。帰宅時や来客時、ドアを開けた瞬間に足元をすり抜けて飛び出すことがあります。
- 玄関と部屋の間にペットゲートや脱走防止フェンスを設置して「二重扉」にする
- つっぱり式のフェンス(壁に穴を開けずに設置できるタイプ)なら賃貸でも使える
- 帰宅時は「猫が近くにいないか」を確認してからドアを開ける習慣をつける
窓・網戸の脱走防止対策
意外と多いのが窓・網戸からの脱走です。猫は爪で網戸を破ったり、自分で網戸を横にスライドさせて開けたりします。

我が家では、窓を開けるときは網戸だけにして、猫が網戸を破ったり横に開けたりしないか気をつけています。網戸ストッパーや窓の柵はまだ使っていませんが、使うとさらに安心です。たとえば、次のような方法があります。
- 網戸ストッパー・網戸ロックで、猫が横に開けられないように固定する
- 破られにくいペット用の丈夫な網戸に張り替える
- 100均のワイヤーネット+つっぱり棒+結束バンドで、窓用の柵を手作りする(500円ほどでできます)
- 窓を開けるときは数センチだけにして、ストッパーで固定する
ドアの脱走防止対策(ドアを自分で開ける猫対策)
我が家のじゅんぺいのように、レバー式のドアノブを自分で下げて開けてしまう猫もいます。これにはドアそのものへの対策が必要です。

- レバーハンドルに取り付けるロック・ストッパーで、押し下げられないようにする
- ドアノブカバーをつけて、回したり下げたりできないようにする
- ドアが勝手に開かないよう、ドアクローザーや固定金具で対策する
じゅんぺいがどうやってドアを開けていたのか、実際にやった対策(ホームセンターで買った金具など)は、こちらの体験談で詳しく紹介しています。→ ドアを開ける・脱走する猫の対策【脱走防止グッズ|じゅんぺいの場合】
ベランダの脱走防止対策
ベランダは柵の隙間から抜け出したり、隣との仕切りを乗り越えたりする危険があります。
我が家では、ベランダには猫を出していません。出さないことが、いちばん確実な脱走防止だと思います。
- ベランダ全体を脱走防止ネットで囲う
- そもそも猫をベランダに出さない(出さないのが一番安全です)
普段からやっておきたい脱走対策
物理的にふさぐだけでなく、「もしものとき」に備えておくことも大切です。
- マイクロチップを装着しておく(保護されたときに飼い主が分かる)
- 迷子札つきの首輪をつけておく
- 災害時の避難に備えて、キャリーやハーネスに慣れさせておく
- 不妊・去勢手術をすると、外に出たがる衝動が落ち着きやすい
ちなみに我が家では、キャリーの中をフードやおやつの置き場所にしていて、猫たちも「ここにごはんがある場所」と覚えています。おかげで自分から中に入ってくれるので、キャリーに慣らすのにちょうどいいなと感じています。
ハーネスも試したことがあります。ただ、じゅんぺいは初めてつけたとき、酔っぱらいみたいにヨタヨタ歩きになって「どういうこと!?」という顔で固まっていました(笑)。猫はハーネスに慣れるまで時間がかかるので、いきなり外に出ず、短い時間から少しずつ慣らしてあげるのがコツです。
首輪については、最初は鈴つきの普通のゴム製の首輪をつけていました。でも、初めて動物病院に行ったとき、先生から「何かに引っかかったとき、力が加わると外れるタイプの首輪のほうが安全だよ」と教わり、安全バックルつき(負荷がかかると外れるタイプ)の首輪に変えました。マイクロチップはまだ入れていませんが、外れる首輪は安全な反面、いざというときに外れてしまうこともあるので、迷子のときの備えとしてマイクロチップも検討したいと思っています。
もし脱走してしまったら
どんなに対策しても、万が一ということがあります。脱走に気づいたら、落ち着いて次の順番で探しましょう。
- まず家の中をくまなく探す(押し入れ・家具の隙間・高い場所に隠れていることが多い)
- 見つからなければ、家のすぐ近く・物陰を静かに探す
- 使っていたトイレやフードを外に置くと、においを頼りに戻ってくることがある
- 夜の静かな時間帯に名前を呼びながら探す
- 早めに保健所・動物病院・SNSにも連絡・投稿する
我が家のじゅんぺいも迎えて3日目に脱走しましたが、翌日に押し入れの奥で見つかりました。あのときの体験は、こちらに書いています。→ 保護猫じゅんぺいが来て3日目に脱走した話【一日中探して見つからなかった】
まとめ:脱走防止は「ふさぐ・ロックする・出さない」
猫の脱走防止は、特別なことではなく、「逃げ道をふさぐ」「開けられないようにロックする」「危険な場所に出さない」の積み重ねです。あわせて、マイクロチップや迷子札などの「もしもの備え」もしておくと安心です。
これから猫を迎える方は、準備の段階で脱走対策もチェックしておきましょう。必要なものは、こちらの記事にまとめています。→ 猫を迎える前に準備すべきもの完全チェックリスト【初心者向け】

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