【体験レビュー】ヒルズ c/d マルチケア 尿ケアを使ってみた|ジローの血尿と向き合った記録

食べ物

猫の血尿、薄いピンク色のおしっこ、あちこちでの粗相……。

もし今、愛猫のおしっこトラブルで悩んでいるなら、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

我が家には3匹の保護猫がいます。なかでも茶トラ短毛のジローは、長いこと血尿に悩まされてきました。いろいろ試した結果、今は「ヒルズ プリスクリプション・ダイエット c/d マルチケア 尿ケア」という療法食に落ち着いています。

この記事では、超初心者の私が実際に使ってみた正直な感想を、良かった点も、いまいちな点も含めてお伝えします。

※このフードは「獣医師の指導のもとに給与してください」と記載されている療法食です。使う前に、必ずかかりつけの動物病院に相談してください。

ヒルズにする前は、普通のフードを選んでいた

ヒルズにする前は、近所のカインズで売っている、年齢に合わせたフードを選んでいました。

選ぶ基準は「高すぎず、安すぎず」。なんとなく、真ん中くらいのものを選んでおけば大丈夫だろう、という感じでした。超初心者だったので、フードの中身まで気にする余裕はありませんでした。

ジローの異変:吐く・床にすりすり・薄ピンクのおしっこ

そのころ、ジローにいくつか気になる症状が出ていました。

  • 吐くことが多くなった
  • お尻を床にすりすりする
  • あちこちで、ちょろっと少量のおしっこをする
  • 薄いピンク色のおしっこがトイレに染みている

特に薄ピンクのおしっこを見つけたときは、ドキッとしました。これは血尿です。

ジローは、これまでに血尿で3回ほど動物病院に通いました。頻度としては、2〜3ヶ月に1回くらい血尿が出ている状態でした。ちなみに、じゅんぺいも1回だけ血尿が出たことがあります(イチローはありませんでした)。

自分で調べて「ヒルズ c/d」にたどり着いた

どうにかしたくて、自分でいろいろ調べました。口コミを読んだり、尿ケアのフードを比較したり。

そうしてたどり着いたのが、ヒルズの「c/d マルチケア 尿ケア」でした。

正直に言うと、最初は獣医さんに勧められたわけではなく、自分の判断で選びました。ただ、その後の通院で先生から「今、何のフードを使ってるの?」と聞かれ、「ヒルズです」と答えたところ、「それでいい」と言ってもらえました。結果的に、獣医さんのお墨付きももらえた形です。

パッケージの裏を見ると、こう書いてあります。「ミネラルの調整により、一般的な下部尿路疾患の症状の抑制をサポートする療法食です」。まさに、ジローの症状にぴったりでした。

ヒルズc/dのパッケージ裏面
パッケージの裏面。ミネラル調整で下部尿路疾患をサポートする療法食です。

使ってみた結果:血尿が年1回あるかどうかに

ヒルズに変えてから、一番うれしかったのは、血尿の頻度が激減したことです。

2〜3ヶ月に1回あった血尿が、今では年に1回あるかどうかまで減りました。あの薄ピンクのおしっこを見る回数が、本当に少なくなったんです。

正直、これは大きな変化でした。

フードだけじゃない。水分も大切

血尿対策で、フードと同じくらい大事だと教わったのが「水」です。

かかりつけの獣医さんから、「水を飲む量も大切」と言われました。猫はもともと水をあまり飲まない動物で、水分が足りないと、尿が濃くなって血尿や尿路結石などのトラブルにつながりやすいそうです。

そこで我が家では、水の容器を増やして、家のあちこちに水飲み場を作りました。毎日新鮮な水に取り替えて、こぼしてもいいようにして、いつでもどこでも水が飲める環境にしています。水飲み場の工夫については、猫がご飯を食べない…我が家の3匹で試した食欲チェックと対処法の記事でも詳しく紹介しています。

フードを変えるだけでなく、水分をしっかりとってもらうこと。この2つをセットで続けてきたことが、ジローの血尿が減ったことにつながっているのかなと思っています。

食いつきは良好。むしろ食べすぎ問題も(笑)

療法食というと「食いつきが悪いのでは?」と心配する方もいるかもしれません。

でも、我が家の3匹はみんな食いつき良好でした。

ヒルズc/dの粒
粒はこんな感じ。うちの3匹はみんな食いつき良好でした。

特にジローは、最初のころ食べるのがめちゃくちゃ早くて、誰よりも先に完食。それどころか、他の子のごはんまで食べてしまう始末でした。おかげでお腹はタプタプ、走るとお腹が揺れるほどに……(笑)。今は食欲も落ち着いて、最初ほどのがっつきはなくなりました。

お腹がまんまるになって眠るジロー
食べすぎでお腹まんまるのジロー。走るとお腹が揺れていました(笑)。

パッケージには「獣医師推奨の栄養 夢中になるおいしさ」と書いてありますが、たしかにうちの子たちは夢中で食べていました。

その食いつきぶりを物語るエピソードがひとつ。あまりに食べたかったのか、じゅんぺいが袋を自分で噛んで穴を開けてしまったこともありました(笑)。今はその部分をテープで補強して使っています。療法食でも、うちの子たちの食いつきはお墨付きです。

じゅんぺいが噛んで開けた穴をテープで補強したパッケージ
じゅんぺいが噛んで開けた穴は、テープで補強。食べたい気持ちが強すぎました(笑)。

ちなみに、成分を見てみると、オメガ3脂肪酸や抗酸化成分まで入っていて、栄養がしっかり整っています。正直、私自身が摂りたいくらいの栄養バランス。猫のほうが、私より整った食生活をしているかもしれません(笑)。

正直ないまいちポイント

良いことばかりではないので、正直なところも書いておきます。

①とにかく高い

これが一番のデメリットです。普通のフードに比べると、やっぱりお値段が高い。健康のためとはいえ、続けるとなると家計に響きます。

具体的には、だいたい4kgで1万円前後の袋を、我が家では3匹で1ヶ月前後で使い切っています。毎月これがかかると思うと、正直やっぱり負担は大きいです。それでも、あの血尿がぐっと減ったことを考えると、我が家にとっては必要な出費だと納得しています。

②吐くのは、あまり変わらなかった

血尿は改善しましたが、実は吐くのは今も変わらずあります。以前、「吐く専用」をうたったフードも試してみたのですが、そのときは逆に余計に吐いた気がして、すぐにやめました。ヒルズにしてからも、吐くこと自体はゼロにはなっていません。ここは正直な結果としてお伝えしておきます。

③高齢期はどうするか、検討中

3匹も年を重ねてきたので、これから高齢期に向けて、フードをどうするか今まさに検討中です。ずっと同じフードを続けるのがいいのか、高齢猫用に切り替えたほうがいいのか。ここも、獣医さんと相談しながら決めていきたいと思っています。

まとめ:療法食は、獣医さんに相談してから

ヒルズ c/d マルチケア 尿ケアは、我が家のジローの血尿をぐっと減らしてくれた、頼れる療法食でした。お値段が高いこと、吐くのは変わらなかったことなど、正直ないまいちポイントもありますが、血尿に悩んでいた我が家にとっては「変えてよかった」と思えるフードです。

ただし、これはあくまで我が家の一例です。療法食は、必ずかかりつけの獣医さんに相談してから使ってくださいね。同じように、愛猫のおしっこトラブルで悩んでいる方の、少しでもヒントになれば嬉しいです。

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