「フ〜ッ……」
朝、どこからか低い唸り声が聞こえてくると、我が家の一日が始まります。声の主は、兄弟で迎えたジローとイチロー。今日もどうやら、バトルの予感です。
我が家には3匹の保護猫がいますが、ジローとイチローは兄弟なのにいつもケンカばかり。朝、目を覚ますと、すでにバトルが始まっていることも珍しくありません。
「猫の多頭飼いって、こんなにケンカするの?」「兄弟なのに仲が悪いのは普通?」——そんな疑問を持つ方に、我が家のリアルなケンカ事情と、私なりの向き合い方をお伝えします。
我が家のケンカは「取っ組み合い」
ジローとイチローのケンカは、シャーと威嚇するレベルを通り越して、がっつり取っ組み合います。
ケンカの激しさは、「毛の落ち具合」で判断しています。床に毛がたくさん落ちていればいるほど、激しいバトルだった証拠です。あまりに激しいと、首輪が落ちていることもよくあります。
そして、ケンカが起きるのは朝一番が多いんです。エネルギーが有り余っているんでしょうか。おかげで、我が家の朝はちょっとにぎやかです。
兄弟でも仲が悪いのは普通のこと
「兄弟なのに、どうしてこんなに仲が悪いの?」と心配になる方もいるかもしれません。
でも、調べてみると、兄弟猫でもケンカするのはよくあることだそうです。成長して大人になると、それぞれの縄張り意識が出てきたり、上下関係を確認し合ったりして、子猫の頃は仲良しだった兄弟でもケンカするようになることがあります。
だから、兄弟が仲悪くても、あまり気に病まなくて大丈夫。我が家のジローとイチローも、ずっとこの調子です。
激しいときは「餌で釣る」のが我が家流
あまりにも激しいケンカのときは、私は間に入ります。
ただ、正直なところ「これがいいのか悪いのか、わからない」というのが本音です。
そこで我が家がやっているのは、餌で釣って引き離す方法。ケンカに夢中の2匹も、ごはんの気配にはあっさり釣られて、バトルを中断してくれます。
実はこれ、あとから知ったのですが、理にかなった方法でした。猫のケンカを止めるとき、手で間に入るのは危険なんだそうです。興奮した猫に、飼い主が引っかかれたり噛まれたりすることがあるから。
だから、止めるなら、大きな音を出して気をそらす、おもちゃや餌で気を引く、間にクッションなどの物を置く。こういう「直接手を出さない」方法が安全です。我が家の「餌で釣る」も、まさにこの一つだったんですね。
ケンカしても、ごはんはみんな仲良く
あれだけ激しくケンカしていても、ごはんの時間になると、3匹とも尻尾をピンと立てて、いつもの自分の席に戻ってきます。
さっきまでバトルしていたのが嘘みたいに、ケロッとしているんです。猫の切り替えの早さには、いつも驚かされます。
3匹並ぶのはレア。真ん中はいつもじゅんぺい
我が家で3匹が並んでいる光景は、実はとてもレアです。
そして、もし3匹が並んでいるときは、真ん中はいつもじゅんぺい。最初に我が家に来た長男のじゅんぺいが、自然と真ん中のポジションを取っています。なんだか、2匹の間を取り持っているようにも見えます。

さらにレアなのが、年に数回しか見られない、ジローとイチローが頭を寄せ合っている光景。いつも喧嘩している兄弟が、ふとした瞬間に寄り添っている。その姿を見つけたときは、思わず写真を撮りたくなります。あんなにケンカしてても、やっぱり兄弟なんだなと、じーんとします。

まとめ:ケンカも、多頭飼いの日常
多頭飼いをしていると、ケンカは避けられません。でも、それも猫たちの大事なコミュニケーションの一つです。
我が家の向き合い方をまとめると、こんな感じです。
- 軽いケンカは見守る(猫同士の社会勉強)
- 激しいときは餌やおもちゃで気をそらす(手で止めない)
- 兄弟でも仲が悪いのは普通のこと
- たまに見せる仲良しショットを楽しみにする
毎日ケンカしていても、ごはんでは仲良く並び、たまには寄り添う。そんな3匹を見ていると、ケンカも含めて、これが我が家の日常なんだな、と思えます。同じように、多頭飼いの兄弟ゲンカに悩んでいる方の、少しでもヒントになれば嬉しいです。

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