猫を迎える前に準備すべきもの【ほぼ準備なしで迎えた我が家の実体験】

迎え入れ準備

「猫を迎えることになったけど、何を準備すればいいの?」

これから猫を迎える方は、きっと不安でいっぱいだと思います。実は私も5年前、猫が怖くて触れないほどの超初心者のまま、急に保護猫のじゅんぺいを迎えることになりました。

先に正直に言います。我が家の準備は、ほぼゼロでした。

それでも、なんとかなりました。ただし、ひとつだけ「これは先に買っておいて!」と声を大にして言いたいものがあります。この記事では、一般的な準備リストと合わせて、ほぼ準備なしで迎えた我が家のリアルな体験をお伝えします。

我が家の準備は「ケージとトイレだけ」だった

じゅんぺいを迎えたとき、我が家にあったのは、たったこれだけでした。

・ケージ(保護してくれた方から直接いただいた。本当にありがたかったです)
・トイレ

以上です。餌すら、何がいいのかわからない状態。猫を飼っている知り合いに聞きまくって、なんとか選びました。

急に決まった保護猫との暮らし。準備万端で迎えるのが理想ですが、現実はこんなものでした。だからこそ、これから紹介するリストを「理想」と「最低限」に分けてお伝えします。

猫を迎える前の準備スケジュール

猫を迎える日が決まったら、余裕をもって準備を始めましょう。

時期やること
2週間〜1ヶ月前必須グッズを揃える・危険なものを片付ける・脱走防止対策
1週間前かかりつけ動物病院を探す・ペット可賃貸なら管理会社に確認
3日前猫の専用スペースを作る・フードを準備する
迎える当日キャリーで静かに運ぶ・まずは1部屋で慣れさせる

必須!絶対に用意するもの【チェックリスト】

① トイレと猫砂

猫が最初に使う場所なので、初日から用意必須です。トイレの数は「猫の数+1個」が基本。1匹なら2個あると安心です。

  • トイレのサイズ:猫の体長の1.5倍が目安。小さいと使ってくれないことも
  • 砂の種類:最初は鉱物系(粘土砂)が猫に受け入れられやすい
  • 置き場所:静かで落ち着ける場所(トイレ・洗面所・押し入れの中など)

② 食器(フードボウル・水入れ)

  • 材質:陶器・ステンレス・ガラスが衛生的でおすすめ。プラスチックはアクネ(あご周りの黒いブツブツ)の原因になることがある
  • 深さ:ひげが当たらない浅めで広いものが猫好み
  • 水入れ:フードボウルとは別の場所に設置(猫は本能的に食事と水を離したがる)

③ キャットフード(子猫用・成猫用)

迎える猫の年齢に合ったフードを用意します。子猫(1歳未満)は子猫専用フードが必須。

  • ブリーダー・保護施設からの場合は同じフードを続けて(急な変更は下痢の原因)
  • 総合栄養食の表示があるものを選ぶ
  • ドライ・ウェット両方用意すると食欲が落ちた時に役立つ

④ キャリーバッグ・キャリーケース

病院受診・緊急時の移動に必須です。普段から猫が中で寝られるようにしておくと、病院で怖がりにくくなります。

  • 猫の体の1.5〜2倍の大きさが目安
  • 上開きタイプは診察の際に便利
  • 中に飼い主のにおいがついたタオルを入れておく

【実体験】一番困ったのはキャリーケースでした

準備不足で一番困ったのが、このキャリーケースです。というより、病院に連れて行くその時まで、キャリーケースが必要だということすら知りませんでした。

初めての通院のとき、我が家がどうしたかというと……買い物かごの上からタオルで覆って連れて行きました。

今考えると、本当に危険でした。猫は驚くと、ものすごい力で飛び出します。じゅんぺいは我が家に来て3日目に脱走したこともあるほどの子。買い物かごとタオルだけなんて、途中で逃げ出していてもおかしくなかったと、今では冷や汗が出ます。(じゅんぺいの脱走の話はこちら

だから、これから猫を迎える方へ。ほかの物は後からでもなんとかなりますが、キャリーケースだけは、迎える前に用意してください。猫との暮らしは、迎えてすぐの健康チェックなど、意外と早く病院に行く機会がやってきます。

⑤ 寝床・猫ベッド

猫は1日16〜18時間寝ます。安心して休める場所を最初から用意しましょう。

  • 最初は箱型(四方に壁がある)の方が安心しやすい
  • 毛布・バスタオルを敷くだけでも十分
  • 設置場所:静かで温かい、人の出入りが少ない場所

⑥ 爪とぎ

爪とぎは猫の本能的な行動です。用意しないと家具でとぎ始めます。最初から設置しておきましょう。

  • 素材:麻縄・段ボール・カーペット素材など猫によって好みが違う
  • 形:縦型(柱型)と横型(平置き)両方試すと好みがわかる
  • 設置場所:猫がよく通る場所・よく伸びをする場所

⑦ ブラシ・グルーミング用品

抜け毛の多い猫種は特に必須。短毛種も週1〜2回のブラッシングが推奨です。

  • 短毛種:ラバーブラシ・獣毛ブラシ
  • 長毛種:スリッカーブラシ・コーム

【実体験】家にあるもので代用できたもの

一方で、「専用グッズがなくても、家にあるもので意外となんとかなった」ものもあります。

・食器 → 使っていない子ども用のお皿で代用
・寝床 → 段ボールで代用(むしろ猫は段ボールが好き)
・おもちゃ → じゅんぺいが紐好きだったので、布のロープで手作り

段ボール箱の中に入ってくつろぐじゅんぺい
証拠写真。じゅんぺいは今でも段ボールが大好きです。

最適ではなかったかもしれません。でも、じゅんぺいは子ども用のお皿でごはんを食べ、段ボールで眠り、手作りのロープで遊んでくれました。

「全部そろえてから」と気負わなくても大丈夫。猫は、意外と柔軟です。

安全のために必須!環境の準備

① 脱走防止対策

猫は思ったより素早く・高く・狭い隙間から逃げます。玄関・窓・ベランダからの脱走防止は迎える前に必ず対策しましょう。

  • 玄関:二重ドア・ベビーゲートで玄関との仕切りを作る
  • :網戸の固定・窓用の脱走防止ネット
  • ベランダ:ネットで囲む(ベランダに出ないのが一番安全)

② 危険なものを片付ける

  • ユリなどの危険な植物を処分・移動する
  • 電気コードは隠す・カバーをつける(噛んで感電するリスク)
  • 細いヒモ・輪ゴム・ヘアゴムなど誤飲しやすいものを片付ける
  • 洗濯機・乾燥機のフタを閉める(入り込んで事故になることがある)
  • ゴミ箱はふた付きに変える

あると便利なもの(2週目以降でもOK)

アイテム用途・メリット
キャットタワー運動・高い場所でのリラックス・ストレス解消
自動給水器(ファウンテン)新鮮な水で水分摂取を促進。腎臓病予防に
おもちゃ(じゃらし・ボールなど)遊び・狩猟本能の発散
ペット用消臭スプレートイレ周りや粗相した場所のにおい対策
爪切り(猫用)月1〜2回の爪のお手入れ
歯ブラシ・デンタルケア用品歯周病予防。子猫のうちから慣らすのが理想

【実体験】あとから「必要」と知って買ったもの

暮らしていく中で、「え、これも必要なの?」と後から知って買ったものもあります。

・ブラシ → 何種類も買いました。じゅんぺいに合うもの、合わないものがあって、ブラシ選びは意外と試行錯誤しました
・爪切り → これも後から。猫の爪が伸びることすら、恥ずかしながら知りませんでした
・首輪 → 安全のため「力がかかると外れるタイプ」にしたら、よく外れて首輪なしでウロウロ。何度か買い直しました

こういうものは、迎えてから、その子に合わせて買い足していけば十分です。

最初は不要なもの(焦って買わなくていい)

  • フード自動給餌器:まず手で与えて食欲・食べる量を把握してから
  • 洋服・コスプレ衣装:猫のストレスになることが多い
  • 高級キャットタワー:猫の好みがわかってから検討を
  • 大量のおもちゃ:数個試してみてから好みを把握

迎える当日〜最初の1週間のポイント

最初は1部屋で慣れさせる

広い家に放すと猫が迷子状態になりパニックを起こすことがあります。最初の数日は1部屋だけに制限して、徐々に行動範囲を広げましょう。

積極的に近づかない

「触りたい!」という気持ちはわかりますが、猫が自分から近づいてくるまで待ちましょう。無理に触ろうとすると怖がって余計に時間がかかります。

来て1週間以内に動物病院へ

健康診断・ワクチン接種状況の確認・寄生虫検査のために、迎えて1週間以内に動物病院を受診しましょう。かかりつけ病院を作っておくと安心です。

まとめ:猫を迎える準備チェックリスト

最後にまとめのチェックリストです。迎える前に✅を確認しましょう。

  • ☐ トイレ(猫の数+1個)と猫砂
  • ☐ フードボウル・水入れ(陶器またはステンレス)
  • ☐ 年齢に合ったキャットフード(総合栄養食)
  • ☐ キャリーバッグ・ケース
  • ☐ 猫ベッド・寝床
  • ☐ 爪とぎ(縦型・横型)
  • ☐ ブラシ・グルーミング用品
  • ☐ 玄関・窓の脱走防止対策
  • ☐ 危険な植物・コード・誤飲物を片付け
  • ☐ かかりつけ動物病院を探しておく

猫との新しい生活はとても楽しくて癒されるものです。事前の準備をしっかり整えて、猫も飼い主もストレスなく新生活をスタートさせましょう!

最後に、ほぼ準備なしで迎えた私から、これから猫を迎えるあなたへ。

完璧に準備できなくても、大丈夫です。我が家はケージとトイレだけで始まって、5年たった今、3匹がのびのび暮らしています。

でも、キャリーケースだけは先に買ってください。買い物かごにタオルで病院に行った私との約束です。

関連記事

保護猫じゅんぺいが来て3日目に脱走した話【一日中探して見つからなかった】

猫の脱走防止対策まとめ【玄関・窓・ドア|グッズと体験談】

猫の多頭飼い、トイレは何個必要?3匹と暮らす我が家のリアルなトイレ事情

コメント

タイトルとURLをコピーしました