「猫は自分でグルーミングするから、ブラッシングしなくていいのでは?」と思っている方も多いかもしれません。でも実はブラッシングには健康面・スキンシップ面で多くのメリットがあります。この記事では猫のブラッシングが必要な理由・使う道具・正しいやり方・嫌がる猫への対処法を詳しく解説します。
うちのブラッシング事情:今の時期は、毛が舞う舞う
今日もブラッシングしたんですが、いやもう、この時期は本当にすごいです。とにかく毛が抜ける。しかも、抜けた毛がふわふわ舞うんですよね。長毛のイチローはもちろんですが、短毛の子でも、びっくりするくらいの量が舞います。

だからこそ、こまめにブラッシングして「舞う前に」毛を取ってあげるのが大事だなと実感しています。換毛期は、できれば毎日少しずつブラッシングしてあげると、抜け毛も、部屋に舞う毛もぐっと減りますよ。完璧にやろうとせず、テレビを見ながら5分くらいの気持ちで続けるのが、うちには合っていました。
ブラッシングが必要な理由
- 毛玉(ヘアボール)予防:猫は自分でグルーミングするとき大量の毛を飲み込みます。ブラッシングで抜け毛を取り除くことで飲み込む量を減らせます
- 毛玉(毛が絡まるもの)の予防:特に長毛種は毛が絡まって皮膚トラブルを起こしやすいため、定期的なブラッシングが必須です
- 皮膚の健康維持:ブラッシングで皮膚の血行が促進され、健康な皮膚と被毛を保てます
- 体の異変の早期発見:ブラッシング中に傷・しこり・ノミ・ダニを発見できます
- 抜け毛の部屋への散乱防止:こまめにブラッシングすれば服や家具への付着も減ります
- スキンシップ・信頼関係づくり:ブラッシングが気持ちいい体験になれば、飼い主への信頼が深まります
ブラッシングの頻度の目安
| 被毛タイプ | 推奨頻度 |
|---|---|
| 短毛種(アメショー・スコティッシュフォールドなど) | 週2〜3回 |
| 中毛種 | 週3〜4回 |
| 長毛種(ペルシャ・メインクーンなど) | 毎日 |
| 換毛期(春・秋) | 全猫種で頻度アップ(毎日が理想) |
ブラッシングに使う道具
スリッカーブラシ
細い金属製のピンが密に並んだブラシ。抜け毛・絡まりを取るのに効果的。長毛種・換毛期に特に活躍します。力を入れすぎると皮膚を傷つけるため、優しくなでるように使いましょう。
ファーミネーター(抜け毛取り専用ブラシ)
アンダーコート(下毛)の抜け毛を効率よく除去できる専用ブラシ。換毛期の大量の抜け毛処理に非常に効果的。ただし使いすぎると健康な毛まで引っ張るため、週1〜2回程度の使用がおすすめです。
コーム(くし)
長毛種の毛の絡まりをほぐすのに使用。目の粗さが違う2種類のコームを用意しておくと便利です(粗め→細めの順に使う)。
ラバーブラシ・ゴム製グローブ
ゴム素材のブラシやグローブは皮膚を刺激してマッサージ効果があり、猫が気持ちよがることが多いです。ブラッシングが苦手な猫への最初の一歩としても使いやすいアイテムです。
正しいブラッシングのやり方
ステップ1:猫をリラックスさせてから始める
猫が落ち着いているタイミング(ご飯の後・昼寝後など)を選びましょう。先にさっと撫でて猫の機嫌を確認します。ブラシを見せて臭いを嗅がせるところからスタートしても良いです。
ステップ2:毛の流れに沿って体全体をブラッシング
毛の生えている方向(頭→背中→腰→お腹→尻尾の順)に沿って、優しくブラッシングします。最初は猫が嫌がりにくい背中・首まわりから始めると良いでしょう。お腹・後ろ足の内側・尻尾の裏など敏感な部位は最後に、素早く丁寧に。
ステップ3:絡まりはゆっくりほぐす
毛が絡まっている箇所は無理に引っ張らず、コームで少しずつほぐします。指で毛の根元を押さえながらほぐすと猫が痛みを感じにくくなります。ひどい毛玉は無理にほぐさず、ペット用のハサミで慎重にカットするか、トリミングサロンに依頼しましょう。
ステップ4:ご褒美でポジティブな体験に
ブラッシング中・後におやつをあげることで「ブラッシング=良いこと」と覚えさせます。最初は短時間(30秒〜1分)から始めて、徐々に時間を延ばしていきましょう。
ブラッシングを嫌がる猫への対処法
- 子猫のうちから少しずつ慣れさせる
- 最初はブラシで遊ぶだけ・臭いを嗅ぐだけから始める
- ラバーブラシやグローブなど刺激の少ないものから試す
- 撫でながらブラッシングし、ブラシに意識を向けさせない
- 嫌がったらすぐやめて強制しない
- 1日1回・1箇所だけでもOKと気楽に取り組む
まとめ
猫のブラッシングは毛玉予防・皮膚の健康維持・病気の早期発見・スキンシップと、多くの役割を持つ大切なケアです。猫の被毛タイプに合った道具を使い、猫がリラックスできるタイミングで行うことがポイントです。「気持ちいい!」と思ってもらえるブラッシングを目指して、少しずつ習慣化していきましょう。


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