猫が布団におしっこする…我が家のジローと向き合った話【血尿との関係も】

日々のケア

「また布団でしてる……」

夜中に「シャー」という音が聞こえて、飛び起きる。我が家の日常です。

我が家には3匹の保護猫がいますが、なかでも茶トラ短毛のジローには、ちょっと困った癖があります。それが、布団へのおしっこです。

同じように「猫が布団でおしっこしてしまう」と悩んでいる方に、我が家のリアルな体験と、試行錯誤して効果があった対策をお伝えします。完全に解決したわけではありませんが、かなり減らすことはできました。

布団でくつろぐジローとじゅんぺい
布団の上でくつろぐジロー(茶トラ)と、なかよしのじゅんぺい。

ジローは「クシュっとしたもの」にしてしまう

ジローには、はっきりした特徴があります。

それは、クシュっとシワになったものにおしっこをしてしまうこと。

  • 息子が床に脱ぎ捨てたシャツ
  • 床に置いたビニール袋
  • シワになった布団

特に布団は、私が寝ている真上でされることもあります。夜中に「シャー」と聞こえて、慌てて飛び起きたことは数えきれません。

平らに整っているものより、クシュっと折り重なったやわらかいものを選んでいるようでした。

実は、血尿との関係がありました

ジローは、布団おしっことは別に、血尿がよく出る子でした。

最初はカインズで買った年齢に合わせたフードをあげていましたが、なかなか合うものが見つからず…。茶トラ短毛のジローが血尿を出したことをきっかけに、かかりつけの動物病院に相談し、フードを切り替えました。

すると、血尿は年に1回あるかどうかにまで減りました。

詳しいフード選びの話は、キャットフードの選び方完全ガイドに書いています。

調べてみると、血尿が出るような泌尿器のトラブルを抱えた猫は、おしっこの時に痛みを感じて、「トイレ=痛い場所」という嫌な印象を持つことがあるそうです。そして、痛くなさそうな「やわらかい場所」を探してしまうことも。

ジローが布団やシャツを選んでいたのは、もしかしたらわがままではなく、体のサインだったのかもしれません。

効果があった3つの対策

血尿はフードで改善しましたが、布団おしっこは今も完全にはなくなっていません。

それでも、いくつかの工夫を続けることで、かなり減らすことができました。我が家で効果があったのは、次の3つです。

①トイレを常にきれいにしておく

猫はとてもきれい好きです。トイレが汚れていると、別の場所でしたくなってしまいます。こまめに掃除して、いつでも清潔な状態を保つようにしました。

②床にものを置かない

ジローが狙うのは、床に放置されたシャツやビニール袋。だから、そもそも床にものを置かないようにしました。息子にも協力してもらって、脱いだ服はすぐ片付けるように。おかげで、ものへのおしっこはぐっと減りました。

③布団は毎日ベッドメイキングする

シワになった布団が狙われるので、毎日きちんと布団を整えるようにしました。クシュっとした状態を作らないことが、地味だけど効果的でした。

防水シーツは「洗濯で効果半減」が悩み

布団を守るために、防水シーツも使っています。

選ぶときのポイントは、洗濯機で洗えるものを選ぶこと。商品によっては「手洗い推奨」のものもありますが、正直、頻繁に粗相される我が家で毎回手洗いなんて、とてもやっていられません。洗濯機でガンガン洗えるものを選んでいます。

ただ、これがなかなか難しくて…。何種類も試しましたが、どれも洗濯を繰り返すと効果が半減するんです。新品のときはしっかり弾いてくれるのに、何回か洗ううちに、布団まで染みてしまう。

いろいろ試した結果、今は大きめの防水シーツを半分に折って使うことに落ち着きました。二重になるので、洗濯で多少弱くなっても、布団まで染みにくくなります。

恐るべきおしっこ臭との戦い

そして、おしっこ問題でもう一つ大変なのが匂いです。

消臭スプレーをしても、完全には取れません。恐るべきおしっこ臭…。

実は、猫のおしっこには「ここは自分の場所」という目印(マーキング)の役割があり、わざと匂いが残りやすい成分が含まれているそうです。さらに、猫のおしっこには「フェリニン」という猫特有の成分が入っていて、これが時間とともに分解されると、あの強烈な匂いになります。だから、普通の消臭剤ではなかなか取りきれないんですね。

洗剤も色々試しましたが、私の中で一番効果があったのはオキシクリーンでした。オキシクリーンは、酸素の力で汚れや匂いを分解してくれる酸素系漂白剤です。おしっこがついた布団カバーやシーツは、オキシクリーンでつけ置きしてから洗濯すると、匂いがかなり軽減されます。完全に消えるわけではありませんが、私が試した中では一番効果を感じました。

それでも取りきれないときのために、おしっこの成分を分解するペット用の酵素系消臭剤も併用しています。

大切なのは「叱ること」より「環境を整えること」

布団におしっこされると、正直つらいし、イライラもします。

でも、叱っても解決しませんでした。ジローにとっては理由があってのことで、特に血尿のような体の不調が関係していることもあります。

我が家でわかったのは、「おしっこしたくなる環境を減らすこと」が一番だということ。

  • トイレをきれいに保つ
  • 床にものを置かない
  • 布団を毎日整える
  • 防水シーツで布団を守る
  • オキシクリーンで匂い対策

この積み重ねで、かなり減りました。

そして何より、頻繁に粗相をする・血尿が出る場合は、まず動物病院に相談すること。我が家も、フードを変えたことで血尿が改善し、結果的におしっこ問題とも向き合いやすくなりました。

完全な解決ではありませんが、同じように悩んでいる方の、少しでもヒントになれば嬉しいです。

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